こんにちは。レトログラムです。
下の方で少年が歩いていると思いますが、今回はこのような歩くドット絵アニメーションの作り方を紹介します。
歩くドット絵を用意する
歩くアニメーションを作るためには
1.左足が前
2.真横
3.右足が前
のドット絵を描きます。
スーパーファミコンやゲームボーイのミニキャラのようなドット絵を意識していますのでこの3つのドット絵で歩く動作は表現できると思います。
等身が高いもしくは動きをよりなめらかにしたい場合は1と3の間に右ももを上げる動作、3の後に左ももを上げる動作を追加するとよいと思います。
歩くドット絵を描く際のポイントについて
では、ひとつひとつのドット絵を見ていきましょう。
今回使用する横向きの少年のドット絵は、他の記事でも使用しているものに少し手を加え、足と手を大きく描き直しました。これは、他の歩行アニメーションと並べた時に自然な見た目になるように調整したためです。歩くアニメーションでは、足を大きく前後に動かすことで動作が分かりやすくなります。
さらに、真横を向いたポーズでは頭を1ドット上げています。これは、歩き動作に合わせて体全体を上下させることで、より自然な歩行を表現するためです。この上下の動きは、歩きのリズムを視覚的に表現する大切なポイントです。
今回は顔のドット自体は変更していませんが、髪のハイライトを少し動かすことで、風を受けながら歩いているような表現が可能です。これにより、より生き生きとしたアニメーションを作ることができます。
EDGEを使ったドット絵GIFの作り方
ここからは「EDGE」を使ってGIFアニメーションを作成していきます。
1.アニメーションフレームを表示を押します。
2.設定を変更ボタンを押します。
3.あらかじめサイズを指定しておき、取り込む際は位置のみにチェックをつけます。
また、横幅、縦幅、1フレームの高さを取り込みたいキャンバスサイズと合わせます。
今回は32×32のドット絵なので32を設定します。
4.フレームの取り込み開始ボタンを押します。
5.作成したドット絵を選択して取り込んでいきます。
順番は 1.左足が前 →2.真横 →3.右足が前 →2.真横 の4コマです。
6.全ディレイ一括変更でディレイを調整します。
初期速度33だと歩くより走るになってしまうほど早いので100くらいに設定します。
7.プロパティ一括変更で透過色を設定します。
透過色にチェックをつけて、透過したい番号を設定します。
8.再生ウインドウの表示・非表示ボタンを押して動きをチェックします。
9.動画をアニメーションGIF形式で保存を押し、各種設定画面で保存を押せばGIF形式が作成されます。
これにて完成です。
まとめ
今回は、歩くドット絵アニメーションGIFの作り方をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?RPGなどのゲームを作る際、歩くアニメーションは欠かせない要素ですので、この内容が参考になれば幸いです。また、自分で作成したドット絵が動くのを見ると、とても楽しく感じると思います。
無料ツール「EDGE」を使用すれば、簡単にドット絵アニメーションを作成することができますので、皆さんもぜひ挑戦してみてください。
それでは、今回は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました。
走るドット絵アニメーションの作り方はこちら↓
ドット絵を描く際にとても参考になった、おすすめの本です!
コメント