こんにちは。レトログラムです。
今回はファイナルファンタジー(FF)風のドット絵の最新版を描く方法を紹介します。
最新版のFF風ドット絵とはFF6以降のドット絵の事です。
今回取り上げるものは2つになります。
FFRK ・・・・・ファイナルファンタジーレコードキーパー
ピクトロジカ・・ピクトロジカファイナルファンタジー
FFのドット絵のゲームとして他にもFFBE(ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス)もあるのですが、こちらはFF風のドット絵というよりもFFBE独自のドット絵になっていますので今回は対象から外しています。
スーパファミコン風のドット絵の描き方はこちら↓
FFRK風のドット絵とは
FINAL FANTASY Record Keeper を AndApp で遊ぶ | AndApp
FFRKはFFシリーズの主要なキャラのほぼ全てをFF6に近い形でドット絵にしています。
ですので、FF風のドット絵の描き方を学ぶ上で外せないタイトルかと思います。
FFRK風ドット絵のポイントについて
ここからは実際にFFRK風ドット絵を作り、ポイントを紹介していきます。
ブログのオリジナルキャラクターを元にFFRK風ドット絵にします。
こちらが完成したFFRK風ドット絵です。
では、詳しく見ていきましょう。
ドット絵の大きさについて
FFRKのドット絵のサイズは基本は16×24となっています。
頭の大きさが13、体の部分が5、足の部分が5、位のバランスになっています。
これらのサイズは他のFFシリーズのものと一緒です。
手の位置ですがFF6の場合は他のシリーズのものより少し下のほうになっていましたが、
FFRKについては6以前に近く、体の真ん中あたりになっています。
ドット絵の色について
FFRKとFF6は色数はほぼ変わりありませんが、
FFRKはFF6よりも色が全体的に明るめになっています。
この理由についてですが、FF6というよりスーパーファミコンのドット絵はブラウン管で映し出させる事を前提とした色合いになっています。ブラウン管で見るとちょうどよかった色合いも現在の液晶で見ると黒が強すぎたりします。よって全体的に明るめになっています。
ピクトロジカ風のドット絵とは
ピクトロジカ ファイナルファンタジー≒ | SQUARE ENIX (square-enix.com)
ピクトロジカもFFRKと同じようにFFシリーズの主要なキャラのほぼ全てがドット絵にされています。
今作のドット絵はFFシリーズのドットを担当していた渋谷員子さんが監修されています。
ゲームの内容はピクロスになっているので他のFFシリーズとは大分異なります。
ピクトロジカ風ドット絵のポイントについて
ここからは実際にピクトロジカ風ドット絵を作り、ポイントを紹介していきます。
こちらが完成したピクトロジカ風ドット絵です。
では詳しく見ていきましょう。
ドット絵の大きさについて
ピクトロジカのドット絵のサイズも基本は16×24となっています。
頭の大きさが13、体の部分が5、足の部分が5、位のバランスになっています。
これらのサイズは他のFFシリーズのものとほとんど一緒です。
等身が違って見えるのは目の位置が少し下がっているからかもしれません。
また、少し体を大きめに描いています。
ドット絵の色について
ドット絵の色については色数が大幅に増えています。
FF6のティナを例にすると、FF6:11色 FFRK:11色 ピクトロジカ:20色になっています。
髪の毛等見てもらえば分かりやすいですが、中間色を作って滑らかにしています。
ドット絵比較
ここでFF風ドット絵の比較を行います。左からFF6風、FFRK風、ピクトロジカ風です。
FFRK風・・FF6と色数は同じだが少し明るめにする。手の位置は真ん中くらい。
ピクトロジカ風・・色数を多めにして色の変化を滑らかにする。目の位置を少し下げる。
まとめ
今回は、FF風ドット絵(最新版)の描き方を紹介しました。
FFRK風でもピクトロジカ風でもどちらもFF風のドット絵になりますね。
サイズを16×24にする。
横向きで手を構える。
この2点を守ればなんとなくFF風のドット絵になってくると思います。
色数に関しては16色以内で作ればスーパーファミコン風になり、
16色以上で作れば今風のドット絵になってくるかと思います。
今回の記事がFF風ドット絵を描く際の参考になれば幸いです。
今回は以上となります。
FFのドット絵の本のおすすめはこちらです。
FF DOT. -The Pixel Art of Final Fantasy-【電子書籍】[ 株式会社スクウェア・エニックス ] 価格:2,750円 |
コメント