こんにちは。レトログラムです。
この記事では、以前ご紹介したアクションゲーム風キャラクターにて武器を使った攻撃モーションの作成方法について、具体的な手順とポイントを解説します。
完成版は以下のドット絵アニメーションです。


ベースとなるキャラクターの描き方はこちら↓
攻撃モーションのドット絵を用意する
攻撃するアニメーションを作るためには以下の5枚を作成します。
1.ベースとなる立っている状態
2.武器を構える
3.武器を抜く
4.武器を振る(エフェクトあり)
5.武器を振る
のドット絵を描きます。


アクションゲーム風攻撃ドット絵を描く際のポイントについて
では、ひとつひとつのドット絵を順番に見ていきましょう。
キャンバスのサイズは全て64×64としています。
キャラクターのベースは32ピクセルですが、武器やエフェクト部分の大きさを考慮し64ピクセルとしています。
標準となるポーズ


標準となるポーズのドット絵です。
基本となる待機ポーズになります。
ベースとなるキャラクターの描き方は以前の記事を参考にしてください。
武器を構える


武器を構える状態のドット絵です。
前傾姿勢になり、武器を抜く準備をするポーズです。
武器を抜く


武器を抜いた状態のドット絵です。
2.武器を構える状態から数ドット前に体全体を移動させます。
また髪をなびかせることで勢いを表現します。
武器を振る(エフェクトあり)


武器を振る(エフェクトあり)のドット絵です。
武器は一気に振り抜き、斬撃のエフェクトを描きます。
今回は少年と少女で武器の振り方を変えてみました。
少年は剣、少女は刀でイメージしています。
武器を振る


武器を振るのドット絵です。
斬撃のエフェクトを消したものです。
少女の方は髪をベースに近い形に戻しています。
攻撃モーションのディレイについて
GIFに変換する際のディレイ(待ち時間)について説明します。
基本的にはディレイを110に設定しています。
2.武器を構える状態は少し遅めに
4.武器を振る(エフェクトあり)は少し早くしています。
これにて完成です。


まとめ
今回は、汎用的に使える武器を用いた攻撃ドット絵アニメーションGIFの作り方を紹介しました。
この記事を参考に、通常攻撃だけでなく、強攻撃やコンボ、必殺技などの多様なモーションにも応用してみてください。武器やキャラクターの特徴に合わせて、独自のドット絵アニメーションを作成してみましょう。
この記事が、ドット絵アニメーションを作成する際の参考になれば幸いです。
今回の紹介は以上となります。
「EDGE」を使用したアニメーションGIFの作り方に関してはこちら↓
64pxの大きめのサイズの攻撃アニメーションGIFの作り方に関してはこちら↓
ドット絵を描く際にとても参考になった、おすすめの本です!
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