こんにちは。レトログラムです。
今回はポケットモンスター(ポケモン)のトレーナー風のドット絵を描く方法を紹介します。
ポケモンのドット絵にも様々な種類があります。
ゲームボーイ(GB)やゲームボーイアドバンス(GBA)等でドット絵のサイズや色数が異なってきます。また、トレーナー風といってもマップ画面と戦闘画面のドット絵があります。
今回はGBA版で戦闘画面のトレーナー風になります。
ポケモン風ドット絵とは
ポケットモンスター ルビー・サファイア|ポケットモンスターオフィシャルサイト (pokemon.co.jp)
上記の引用元のキャラクター風のドット絵が今回の題材です。
GBA版のポケモンはルビー、サファイア、エメラルド、ファイアレッド、リーフグリーンがあります。
GB版からドット絵のサイズや色数が増え表現力が大幅にあがり、ゲームシステム的にもとくせいやダブルバトルが追加されたことで大幅な進化を遂げた世代かと思います。
サイズや色数の話をすると、
GB版 サイズが56px 色数が4色+背景の白色
GBA版 サイズが64px 色数が背景含め16色
になります。
ポケモン風ドット絵のポイントについて
ここからは実際にポケモン風ドット絵を作り、ポイントを紹介していきます。
ブログのオリジナルキャラクターを元にポケモントレーナー風ドット絵にします。
こちらが完成したポケモントレーナー風ドット絵です。
では、詳しく見ていきましょう。
ポケモン風ドット絵の大きさについて
ポケモントレーナー風のGBA版のドット絵のサイズは64×64となっています。
子供や少年少女、大人等キャラによって等身やバランスが異なってきます。
今回はベースとなる主人公くらいのサイズ感を意識しています。
頭の大きさが16
体の部分が16
足の部分が21
くらいのバランスになっています。
ポケモン風ドット絵の色について
ポケモンのGBA版のドット絵では、色数が16色に制限されています。今回は「風」なので色数の制限は行っていませんが、色数を増やしすぎない方が、ポケモン風のドット絵に近い仕上がりになります。陰影を表現する際には、各色につき2色から3色を使用して、立体感を持たせています。光の当たり方は、左上から当たるように意識して陰影をつけています。
また、これまで当ブログで紹介してきたFF風やロマサガ風のドット絵では、輪郭線を黒色にすることが多かったのですが、ポケモン風ドット絵では必ずしも黒を使いません。例えば、髪や肌の輪郭線は、それぞれの色に近い色で描くことで、より柔らかな印象を与えます。
まとめ
今回は、ポケモントレーナー風ドット絵(GBA版)の描き方をご紹介しました。当ブログではこれまで32×32サイズのドット絵を紹介してきましたが、今回は64×64サイズのため、全体のバランスを取るのが少し難しく感じました。しかし、大きなキャンバスだからこそ、自由度が高く、楽しく描けた部分もあります。
ポーズはシンプルなものにしましたが、原作のポケモントレーナーたちはさまざまなポーズをしているので、今後いろいろなポーズにも挑戦してみたいと思います。モンスターボールを持たせることで、よりトレーナーらしい雰囲気になるとも思いましたが、今回は汎用性を重視し、持たせませんでした。それでもポケモントレーナー風に見えたなら、サイズ感や色数の工夫が大きなポイントだと思います。
この記事が、ポケモントレーナー風ドット絵を描く際の参考になれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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