こんにちは。レトログラムです。
今回はアクションゲームのキャラクターを作ってみたいという初心者の方でも簡単にできるドット絵の描き方を紹介します。
サイズは32×32ドットで描きます。このサイズは小さくて初心者でも挑戦しやすいので安心してください。
以前の記事では32×32のキャラクターの描き方を紹介しましたが、その時はRPGのフィールド風のキャラクターでした。今回は手や足のサイズを大きくして、よりアクションの幅を広げたドット絵を作成します。
アクションゲーム風キャラクターのドット絵のポイントについて
アクションゲーム風といっても、実際にはさまざまな種類があります。今回のイメージは横スクロールアクション風です。このジャンルのゲームでは、キャラクターが横に進みながら障害物を避けたり敵と戦ったりするシーンがよくあります。そのため、キャラクターのポーズや表情を工夫して、アクションの動きをよりダイナミックに表現できればと思います。
同じ32×32のドット絵でも、顔や体のサイズやバランスによって印象が大きく異なります。アクションのポーズがより分かりやすくなるように、今回は手や足のサイズを大きくしています。
また、顔も大きめにすることで、表情をつけやすくしています。これにより、キャラクターがより個性的になるようにしています。
少年のドット絵について
こちらは32pxで作成したベースとなる少年のドット絵です。
こちらが完成した少年のアクションゲーム風のドット絵です。
サイズは19×32です。
頭の部分が16
体の部分が8
足の部分が8
胴体部分と足の部分のサイズは同程度となります。
色数については20色となります。
少女のドット絵について
こちらは32pxで作成したベースとなる少女のドット絵です。
こちらが完成した少女のアクションゲーム風のドット絵です。
サイズは18×31です。
頭の部分が16
体の部分が6
足の部分が9
色数については26色となります。
走るドット絵を描く際のポイントについて
ベースが完成したので、次はアクションゲームらしい走るドット絵を描いていきます。
走るアニメーションに必要な枚数を決めます。今回は6枚とします。
少年と少女でもほぼ同じ動きですが、手の大きさや腕の振りを変えることで違いを表現します。
1.右足をまっすぐ伸ばす動作
2.右足を地面につけ後ろに下げ始める動作
3.左膝を曲げる動作
4.左足をまっすぐ伸ばす動作
5.左足を地面につけ後ろに下げ始める動作
6.右膝を曲げる動作
のドット絵を描きます。
コマ数が少ないもっと簡単なものはこちら↓
ジャンプするドット絵を描く際のポイントについて
アクションゲームにはジャンプも不可欠です。そのため、ジャンプするドット絵も作成します。
ジャンプするアニメーションに必要な枚数を決めます。今回は8枚とします。
作成するドット絵自体は4枚です。
キャンバスのサイズは全て48×48としています。
1.ベースとなる立っている状態
2.体を縮めるタメの状態
3.ジャンプしている状態
4.ジャンプしている状態(3と同じドット絵。位置を高くしている)
5.滞空している状態
6.落下している状態
7.落下している状態(6と同じドット絵。位置を低くしている)
8.着地している状態(2と同じドット絵。)
詳細なジャンプモーションの説明はこちら↓
先ほどの走るモーションとジャンプを組み合わせたものはこちらです。
攻撃ドット絵を描く際のポイントについて
汎用的に使える武器を用いた攻撃ドット絵も作成します。
攻撃するアニメーションを作るためには以下の5枚を作成します。
1.ベースとなる立っている状態
2.武器を構える
3.武器を抜く
4.武器を振る(エフェクトあり)
5.武器を振る
キャンバスのサイズは武器やエフェクト部分の大きさを考慮し全て64×64としています。
詳細な攻撃モーションの説明はこちら↓
まとめ
今回は、アクションゲーム風のキャラクターの描き方をご紹介しました。
32ピクセルという小さなキャンバスでも、アクションゲームのようなダイナミックな動きを持つキャラクターを描くコツをお伝えしました。初心者の方には、小さいサイズから始めることで、より取り組みやすくなると思います。
ドット絵の魅力は、限られたピクセル数の中でキャラクターや世界を深く表現できる点にあります。その中でも、アクションゲーム風のキャラクターを描くことは、特に楽しいチャレンジになるでしょう。
この記事が、アクションゲーム風のドット絵キャラクターを描く際の参考になれば幸いです。
ドット絵を描く際にとても参考になった、おすすめの本です!
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