こんにちは、レトログラムです。
7月15日はファミコンの日です。1983年に任天堂から「ファミリーコンピュータ」を発売したことを記念した日です。この記事では、ファミコンの日を記念して、初心者の方でも簡単に理解できるように、ファミコン風のドット絵の基本的な描き方をやさしく解説します。
ファミコン風ドット絵の基本
ファミコン風ドット絵の特徴は、限られた色数と低解像度です。ファミコン(NES)は、52色使用できますが、その中で同時に使える色は限られています。具体的には、各スプライト(キャラクターなど)や背景は4色(背景色+3色)のパレット4つで構成されています。この制約が、あの独特のレトロな雰囲気を生み出しています。また、ピクセル数が少ないため、一つ一つのピクセルの役割が大きいです。
ファミコンの制約を理解し、その中でどのように工夫して表現するかがポイントです。限られたリソースの中で最大限の表現力を発揮することが、ファミコン風ドット絵の魅力の一つです。
ファミコン風ドット絵キャラクターの描き方
ブログのオリジナルキャラクターを元にファミコン風ドット絵にします。
こちらがキャラクターのファミコン風ドット絵です。
オリジナル版のドット絵は、多くの色を使い、陰影やグラデーションで細かいディテールを表現しています。これに対して、ファミコン風のドット絵は、色数が限られているため、シンプルな表現になります。陰影やグラデーションを簡略化し、基本的な形と少ない色でキャラクターを描く必要があります。
ファミコン風ドット絵を描く際には、1つのキャラクターで4色以上使用することが難しいため、パーツを分けて描く方法があります。例えば、キャラクターの頭と体を別々のスプライトとして描き、それぞれに異なる4色を使用することで、合計8色を使うことができます。このように、パーツを分けることで色数の制限を超えて表現することができます。今回描いたドット絵も、頭、体、足部分を別々に作成したと想定して色を使用しています。
マリオ風ドット絵の描き方について
ファミコンといえば「スーパーマリオブラザーズ」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
マリオ風のドット絵を描く方法を紹介します。
マリオ風ドット絵は16×16以内で描きます。ミニマリオのイメージです。
こちらの色数は1つのキャラクターにつき3色+背景色の4色で描いています。
FF風ドット絵(ファミコン版)の描き方について
ファイナルファンタジー(FF)風のドット絵を描く方法を紹介します。
その中でもファミコンで発売されたFF3風のドット絵の描き方についてです。
FFも1つのキャラクターにつき3色+背景色(黒)の4色で描いています。
ジョブによってキャラクターの描き方が少しずつ異なるのが特徴です。
ロックマン風ドット絵の描き方について
ロックマン風のドット絵を描く方法を紹介します。
ロックマンでは3色のうち1色が輪郭の黒で使用されているため、実質2色となります。
そのため、頭と体を別々のパーツとして分けることで色数の制限を超えて表現しています。
まとめ
今回は、ファミコン風のドット絵の描き方について紹介しました。ファミコン風のドット絵は、限られた色数とピクセル数で表現するため、工夫が求められます。この記事を参考に、ぜひあなたもファミコン風のドット絵に挑戦して、自分だけのレトロな世界を作り上げてください。
今回は以上となります。
コメント