こんにちは。レトログラムです。
みなさんは、ゲーム画面で見かける「歩くドット絵アニメーション」を見たことがありますか?下記に少女のドット絵の歩行アニメーションがありますが、今回はこのような歩くドット絵アニメーションの作り方を解説します。
以前にも歩くドット絵アニメーションは作成しましたが32pxのデフォルメされたドット絵でした。今回は64pxで作成していきます。
32pxの歩くドット絵アニメーションはこちら↓
歩くドット絵キャラクターを用意する
最初に、ベースとなるキャラクターを用意します。ここではブログオリジナルのキャラクターとします。64pxのキャラクターの描き方はこちら↓
次に歩行アニメーションに必要な枚数を決めます。
歩き方によって変わりますが、3~8枚程度になります。今回は6枚とします。
1.左足を前に出す
2.左足を地面につける
3.右足を前に出し始め、左足を後ろに下げだす
4.右足を前に出す
5.右足を地面につける
6.左足を前に出し始め、右足を後ろに下げだす
のドット絵を描きます。
歩くドット絵を描く際のポイントについて
まず、足の部分はフレーム1~3を作成すれば、フレーム4~6はシルエットがほとんど同じになるため、作業を効率化できます。足の動きに合わせて手も動かすと、より自然なアニメーションになりますが、注意点として、手を大きく動かしすぎると不自然になることがあります。バランスを考慮し、控えめな動きにしましょう。
また、歩きの動作に合わせて、体全体を少し上下させることで、よりリアルな動きが表現できます。具体的には、フレーム1~3のドット絵で頭の位置を1ドットずつ上下させると効果的です。さらに、髪の毛も動きに合わせて揺れるように描くことで、細部までこだわったアニメーションが完成します。
次に、GIFにする際のディレイについてですが、私は150に設定しました。この値は、滑らかさとリアルな動きを両立させるのに適した値を設定してください。なお、GIFの詳しい作り方については、別の記事「32pxの歩くドット絵アニメーション」を参考にしてください。
まとめ
今回は、64pxの歩くドット絵アニメーションGIFの作り方をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?ドット絵アニメーションを作るのは、最初は難しく感じるかもしれませんが、ひとつひとつのフレームを丁寧に作成していけば、必ず完成させることができます。
歩くアニメーションは、キャラクターの動きをより生き生きと表現するために大切な要素ですので、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。ぜひ今回の内容をもとに、自分だけのキャラクターを動かしてみてください!
それでは、今回は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました。
64pxの走るドット絵アニメーションはこちら↓
ドット絵を描く際にとても参考になった、おすすめの本です!
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